宮津市の薮田という村。僕が若い頃、小さなバイクで消え行く村を撮っていた時期がある。人の痕跡と哀愁を感じられる被写体として捉えていたように思う。人の痕跡は、やがで葛やススキ、雑木によって覆いつくされ山化してしまう。そんな現実をずっと見て来た。美しい村の形が消えて行くことへの憤りを感じている。「僕の好きな美しい村」をぼちぼち紹介させてもらおうと思う。「消えないで」という思いは、「助けてあげられない」という思いに変わり始めている。こんな景色にであった人がいたら、何かいい案があれば実行してほしい。
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私がこのブログを見つけたのは、木子に先輩がいた事も有りますが、昔丹後にいた友人の日下部さんのブログにakiraさんの書き込みがあったからです。M.Kの書いたものをむさぼるように探していてここに出会いました。こういう写真は本当にさびしいですね。
M.Kさんはバンコクであってひと月程で亡くなり、哀しい思いをしました。akiraさんは身体に気をつけていつまでも活躍下さい。綺麗な写真楽しみです。